気まぐれへっどらいん

  Hカップ以上の娘にありがちなこと 上級編

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母さんとアイスクリーム

170 名前: 774号室の住人さん [sage] 投稿日: 2005/10/09(日) 11:29:13 ID:gfehUgIs
中三の頃、母が死んだ
俺が殺したも同然だった・・・

あの日、俺が楽しみにとってあったアイスクリームを、
母が弟に食べさせてしまった
学校から帰り、冷凍庫を開け、アイスを探したが見つからなかった
母親に問い詰めると、弟が欲しがったのであげたと言った
その時楽しみにしていた俺は、すごく怒った
母親に怒鳴り散らし、最後に「死ね!」と叫び、夕飯も
食べずに部屋に篭った

それから何時間か経った

俺は寝てしまっていたようだ、が
父親が部屋に飛び込んできたので目が覚めた

「母さんが轢かれた・・・!」

あの時の親父の顔と言葉を、俺は一生忘れないだろう

俺達が病院に着いたとき、母親はどうしようもない状態だと言われた
医者は最後に傍にいてあげてくださいと言い、部屋を出た
それから少しして、母親は息を引き取った
その後、母親があの時間に外にいた事を父から聞いた

買い物に行くと言って出て行き、その帰りに車に轢かれた事
現場のビニール袋の中には、アイスが一つだけ入っていた事
救急車の中でずっとごめんねと呟いていた事

その時、俺のために母はアイスを買いに行って事故にあったとわかった

通夜と葬式の間中、俺はずっと泣いた
そして、今でもこの時期になると自然に涙が出てくることもある
母さん、ごめんな
俺が最後に死ねなんて言わなかったらと、今でも悔やみ続けている

2008年12月19日 | 泣ける | コメント (27) このエントリーを含むはてなブックマーク

若年性アルツハイマーの上司

106 :ほんわか名無しさん[]2007/04/20(金) 01:34:43 0
会社の机に部下である僕らの席と名前を書いた紙をセロテープでとめて

手帳は僕らの特徴で真っ黒

10年付き合った若年性アルツハイマーの上司

彼の書いた注文書を確認する担当

彼の受注をもう一回お客さんに確認する担当

彼のアルツハイマーシフトは僕らのせめてものお返しだった

笑って「アルツの上司だぞ好きにやってしまえ!期待してるぞ!」

という笑えないジョークで涙を誘うバカな上司

新入社員の倍手間のかかる上司

新入社員を俺と勘違いして10分説教してしまう上司

まちがって俺に辞表を提出した彼は会社をやめることができなかった

最後に彼の率いる支店はダントツの一位をとって

「勇退」という花束を僕らは渡した


2008年12月17日 | 泣ける | コメント (30) このエントリーを含むはてなブックマーク

父からきた虹のメール画像。

57 :非通知さん :03/12/07 22:27 ID:0MrWBKVl
社会人になって約八ヶ月。
まだ雪は降ってないけど、
これからの季節が厳しい豪雪地帯に長期出張になった。
実家から二時間も離れたところだし、
新しい人間関係にも環境にも慣れることができずに
ちょっとさびしい思いをしていた。

そんなとき、お昼ご飯を食べていると父からのメール着信。
『虹が出ていたよ』と虹の画像つき、ただそれだけのメールだった。
ときどきよくわからないメールを送ってくることもある父親だったし、
ちょうど実家に帰ってきていた姉とどこかにでかけたのかな?と、
画像もちらっと見ただけで、たいして気にもとめてなかった。

その日、会社から帰ろうとすると、なんか車が変。
朝は半分くらいだったガソリンのメーターが
なんと満タンをさしている。
ギョッとして、急に車が止まっちゃったらどうしようとか
どこに行ったら修理してもらえるかなとか、
考えつつも、とりあえず無事にホテルまでたどり着いた。


58 :非通知さん :03/12/07 22:27 ID:0MrWBKVl

つづき

部屋に戻ってしばらくしてると実家から電話が・・・。
出てみると姉だった。
「元気でやってる?」等、普通に世間話をちょっとした後、
姉はおもむろに「今日、なんか不思議なことなかった??」と一言。
最初は思いつかなかったけど、そういえば・・・と思い出し、
車のガソリンメーターのことを話した。
そうすると姉は電話の向こうでちょっと(・∀・)ニヤニヤした様子。

話を聞いてみると、実は昼間、私が仕事をしている間に
父と姉、2人で私の車のタイヤを換えに来てくれたらしい。
いつ雪が降るかと離れたところで心配しているのも気を揉むので、
もう冬用のスタッドレスタイヤに換えてしまおうと、
私に内緒で二時間かけて車で来て、雨の中、交換してくれていたのだ。
ついでにそのときにガソリンも満タンにしておいてくれたらしい。

そのときはあんまりびっくりして、とりあえずのお礼しか言えなかったけれど、
電話を切って一人になったら、自分は本当に幸せ者だなぁと、ちょっと涙が出てきた。

父からのメールの虹の画像。
よく見ると、その虹の根元には私の働いている店がちっちゃく映ってた。

2008年12月16日 | 泣ける | コメント (29) このエントリーを含むはてなブックマーク

1000円の重み

694 名前:( ´∀`)ノ7777さん[] 投稿日:2008/12/12(金) 22:10:10 ID:xCUtm5S10
小学4年生のとき
友達とちょっと遠くの公園までチャリで遊びに行く事に
なのでおこづかい頂戴って親に言ったら300円しかもらえなかった
皆1000円持ってきてるから1000円頂戴よ!って言ったら
だめって言われて、あとから親の財布から1000円くすねた。
財布に1000円しか入って無かったのに・・・
その当日の朝、靴はいてたらお母さんがきて
もう行くの?しょうがないから1000円あげるね
って言ってきた
でも当然そのその財布には何も入って無くて・・・
ごめんね。お財布に1000円なかったからあげられない。気をつけてねいってらっしゃい
って笑顔で言われた
10年以上経った今でも罪悪感で泣きそうになる

今も描きながら涙出てきた。
お母さんごめんなさい

2008年12月14日 | 泣ける | コメント (24) このエントリーを含むはてなブックマーク

剛と爺さん

582 :名無しの心子知らず :03/09/01 13:12 ID:FrWbI+QC

俺の幼馴染みで親友の剛ってやつがいるんだが、
そいつは幼い頃に親父さんが亡くなっていて、そいつの爺さんが
父親みたいなもんだったんだ。
で、その爺さんて人は花火職人で地元では有名な頑固じじい。
俺達はいっつもその爺さんに怒られてた。
でも、その爺さんは剛に後を継いでもらいたいと思ってたから
ことさらに剛には厳しかった思い出がある。
そんな思いを知ってか知らずか、高校生にもなると爺さんへの
反抗心からか「花火職人なんてダサくってやってらんねぇよ」
などと言いチャラチャラと遊び呆けていたんだ。

そして剛が22才の時、「できちゃった婚」したんだけど、この時
爺さんはキレまくってしまい、おまえなぞ勘当だ!って言って剛のことを
家から追い出しちまった。
行く所がないって言うんで、俺ん家の離れを貸してやってたんだ。
冬が終わり、春も過ぎ、夏になり地元の花火大会の前日、剛の母親から
「明日の花火大会、爺ちゃんからあんたたちにプレゼントがあるから
絶対に見に来なさいよ」
って電話があったんだけど剛は意地になって「ぜってーいかねぇ!」とか
いってた、だけど奥さんに説得されて、俺達は花火大会へ行くことにした。


583 :名無しの心子知らず :03/09/01 13:12 ID:FrWbI+QC

ぬるい缶ビールを飲みながら、色とりどりの花火を見上げ、剛が
「なんだよ、爺い、今の失敗じゃねぇかよ!」なんて毒づいていたら
アナウンスが入った。

「次は、本日の花火を打ち上げていらっしゃいます、鍵屋甚右衛門様より
お孫さんへのプレゼントです、テーマは祝いです。どうぞ御覧下さい」

ヒュ~~っと風を切って空へと舞い上がる音が途絶え、一瞬の静寂の後、
ドンッという空気を揺るがす大音響と共に夜空に大きな星が3っつ広がっていた
青い星は剛、赤い星は奥さん、そして一回り小さいピンクの星は去年生まれた赤ちゃんの分。

「ばかやろう!カッコつけてんじゃねぇよ!くそ爺い!」

また、毒づいてビールを飲み干す剛は必死に涙をこらえ、テキ屋のおっちゃんに
良く冷えたビール頂戴!なんていって照れていた。
そして、次の週に剛は実家へと帰り正式に爺さんの弟子になり、
俺は仕事の都合で地元を離れた。


584 :名無しの心子知らず :03/09/01 13:13 ID:FrWbI+QC

そして去年、今年は俺が花火大会仕切るから、お前絶対に見にこいよ。と
剛から久しぶりに電話があった。
同窓生達と花火大会に行き、花火を見上げていると、花火が開く度に聞こえる歓声、
そして笑顔。
俺の友達はこんなにも人を感動させらるんだなと思うと、羨ましかった。

花火大会も終盤に差し掛かった時、なんだか打ち上げ場所の辺が騒がしくなった。
事故でも起ったのかと、友達の消防団員と近くまで行ってみると、
どうやら爺さんが倒れたと言う。
でも、爺さんは心配して手を貸そうとする職人達に
「孫の初舞台だ!おめぇらガタガタ騒ぐんじゃねぇ!」
と怒鳴りつけ、駆け寄ろうとする剛にも
「職人なら花火を止めるな!観客にいらん気ぃもたすな!」
と激を飛ばした。
剛は一瞬ためらったけど、発射装置に向き直り職人達に指示を飛ばし、花火を上げ続けていた。

観客に気付かれることなく爺さんは救急車で運ばれていった。
花火大会が終わり急いで病院に駆け付けたけど、爺さんはすでに息を引き取っていた。
救急隊員の話によると「いい花火だ、きれいだぞ剛。」と最期まで剛の花火を誉めていたそうだ。
剛の嗚咽が病院内に響いていた。いつしか俺達も声を上げて泣いていた。

葬儀が済み、爺さんの部屋を片付けていたら、剛の写真と新品のハッピがしまってあったそうだ。
今年の花火をきっちり仕切る事が出来たら正式に後を継がせ、その時に渡そうとしていたハッピらしい。
剛はその時も涙が止まらなかったって言ってた。


爺さん、今年、剛はそのハッピを着て最高の花火を上げています。
いつかのお返しにとお爺さんの為に作った4号玉、天国から見えましたか?

2008年12月01日 | 泣ける | コメント (19) このエントリーを含むはてなブックマーク
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