30 :おさかなくわえた名無しさん [↓] :2008/09/29(月) 23:52:53 ID:EdGL6rUD
あんなことができたらどんなにいいだろう。
あの頃僕は思っていた。できたらどんなにいいだろうかと。
あんな夢やこんな夢があの頃僕には数え切れないほどあったのだ。
相棒は僕の夢を一つ残らず叶えてくれた。一つ残らず、だ。
彼は素敵なポケットを持っていた。とてもとても素敵なポケットだ。
自由?あの頃の僕らに自由なんてものがあっただろうか?
だけど僕らは自由に空を飛びたかった。これは欲求であり、渇望であり、
藤子不二男的に表現したとしたら、夢だった。
相棒は僕に言った。
「これがタケコプターさ」
オーケー認めよう。僕は今なら断言できる。
僕は相棒を120パーセント愛していた。
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