815 名前:鱆サン ◆TAKO/PnX/g 投稿日:2007/10/11(木) 00:54:43
それから一日中、仕事ぶりや言動・行動をそれとなく見ていたが
“私そのもの”である。
いや微妙に私より明るいようにも見えるのが気にはなるが。
私はアイツと入れ替わったのではないのだろうか?
だとすると、これはどういう事なのか…?
帰宅中に考えたが、これは“私は若返った”とも考えられるではないか。
しかも中身はそのままである。部屋の狭さと通勤の長さは多少の苦であるが。
そうなると、もう明日からは生まれ変わって新しい人生を生きるのも悪くない…そう思えてきた。
しかし次の日の朝、七時にアラームの目覚ましが鳴った。 私の家である。
そして残念ながら私は私に戻っていた。日にちも昨日である。
…どうやら夢だったらしい。
夢だった事に失望するのもどうかしてるが…
楽しかったから良しとして、いつものように出社しよう。
通勤の短さで、単純にも「やはり私の人生の方がいいな」と感じていると、
前の方にアイツが歩いていた。
「おぅ、おはよう」と、声をかけてやった。
夢とはいえ、何だかコイツの事が少し良いヤツにも感じられるから不思議である。
「お、おはよう…ございます。 あの、今日、なんか変な事ないですか?」
部下
気づいたら、丸一日経ってて
一日ね過ごしたとおもって慌てて出社して謝りにきそうだ
そこには爽やかに微笑む上司が!
それか、ちゃんと部下の中に居て
全部見えてるけど自分の意思で身体を動かせなくなってた
ってのが面白そう
星新一に同様のネタはある。
貧乏な若い男がある日目が覚めると金持ちの年寄りになっていて、
一日だけリッチな生活を満喫するけど次の日には元に戻ってるって話。
オチは全く別物なので元ネタとまでは言えないかも
けどこういうの好きだよw