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623 :おさかなくわえた名無しさん:2007/12/17(月) 21:24:07 ID:DNbrznEu
「道を教えてください」
夕方の路地でそう話し掛けてきたのは背の高い女だった。
足が異様に細くバランスが取れないのかぷるぷると震えている。
同じように手も木の枝のように細く、真っ赤なハンドバッグをぶら下げている。
はあはぁと何度もため息なのか呼吸なのか分からない息を吐き、
僕に聞いているはずなのに視線はまったく違う方向を向いている。
「あ・・あの。どちらへ・・・?」
やばい人っぽい。
僕は早く答えて立ち去ろうと思った。
「春日谷町1-19-4-201」
「・・・・・・」
そこは僕のアパートの住所だった。
部屋番号までぴったりと合っていた。
「し、知りません」
僕は関わり合いたくないと本気で思い、そう答えた。
すると女はゴキッと腰が折れ曲がるほどにおじぎをして、
またふらふらと路地の奥へと消えていった。
「超こぇえ…」
僕はわざわざ遠回りをしてアパートに戻ってきた。
部屋のカギが掛かっているのを確認し、さっさと開ける。
「道を教えてください」
真っ暗な部屋の中から声がした。 終
« 兄の肉 l ホーム l 伸びてしまったラーメン »
「道程を教えろ」
という事ですね。
道を教えてくださいってのも微妙だ。
知ってんじゃんw
それなら説明がつく。
ただ単に「つまらない」だけ
最近怖いカテゴリが多くていいわ~♪
>道OCAて下さい
くそ・・・こんなんで吹くとは・・・
俺は死んだ。スイーツ(笑)
なんか怖いから適当な家指さしたら次の日その家が泥棒に入られたって奴が居た
不覚にも・・