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935 名前:鱆サン ◆TAKO/PnX/g [sage] 投稿日:2009/02/16(月) 21:48:35
「ただいま~っと」
「おぅ、お帰り。 何だ、久しぶりだな」
「あれ? 母さんは?」
「ちょっと買い物に行ってる。 それよりホラ、ちょっとコレ見ろ」
「親父、携帯新しくしたのか」
「ふふ、どうだ。 最新機種だぞ」
「へぇ~ちょっと見せろよ。 あ、軽い! 俺のやつより全然軽いわコレ」
「…お前なぁ、“全然軽い”なんて日本語はないんだぞ? 否定文で使うものだ」
「あん? いいじゃんか、普通に皆使ってんぜ?」
「そんなだから最近の若者の日本語はおかしいんだよ、全く…辞書とかちゃんと引いてるのか?」
「何で会話するのにいちいち辞書引くんだよ。 親父が日本人なんだから俺も日本人だよ」
「いいか、辞書ってのは日本語の説明書なんだよ。
自分が使ってる言葉が正しいかどうか確認できるだろう?」
「いや、言葉なんて教わるより感覚で使うじゃんか? だから間違ってても伝わってるだろ、親父?」
「そういう事は正しく使える奴にしか言う権利はない。
それに正しく使えば楽に意志の疎通が出来るんだよ。」
「金田一みたいな事言いやがんなぁ…全く。 それはそうと親父、番号とアドレス教えろよ」
「あぁ、そうだったな。 えぇ~っと…これだ」
「…いや違うだろ、赤外線でピピッとやろうぜ? アドレスをカチカチ打つのはやだよ」
「…何だ? 赤外線? そいつはどうやるんだ?」
「あん? 知らねえのかよ、説明書に書いてたろ?」
「説明書なんて読む訳ないじゃないか。 こんなもん感覚で使うもんだろうが」
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そもそも全然という表現は明治大正期には否定以外のニュアンスを装飾するのに使われていたわけで
かの夏目漱石などの文豪もそのように使っていたのが昭和で逆転。それが近年になって元の使い方を取り戻しただけ
言葉なんて時代によって姿を変えるもんだよ。「お疲れ様」と「ご苦労様」なんかもだけどな
って、まさか目上の人間に説教するわけにもいかないしな…ストレス溜まるんだよな…
ドンマイ。
2げっとだわぁ。ジャンクにならずに済んだわぁ
まぁ、話す相手もいないんですが
間違った意味でも大勢が使えばそっちが正しくなるし難しいねッ!
ただアナウンサーや教師みたいな職業の人は正しい言葉遣いをする必要があると思うんだがな
説明書を読みゃしない客と、どっちもどっちだな
それが間違ってることは認識しておかないと
正しい日本語しか知らない人との意思疎通に齟齬が生じて不便だと思う
正しい日本語ってなんだろうね。
説教たれる奴に限って、文豪が肯定の意味で使ってることすら知らないんだよな
「間違った日本語をいちいち指摘するのはどうか」という問題もあるけど、それ以前にそもそもこの用法は間違っているとは言えない。
本来の意味だと使う場所ないよな
って話じゃないのか
独り善がりの、どう解釈すれば良いのやら分からない公文書なんざ話にならないからな。
全然大丈夫とか肯定の意でもおkなのか