662 :おさかなくわえた名無しさん:2009/02/28(土) 15:05:31 ID:nLSmWOIZ
公衆電話の場所には自動販売機が数台あってすごく明るい。
逆を言えばその場所に行くまでの道はすごく暗い。一応灯りはあるがすごく頼りない感じ
公衆電話まで直線であと50メートルというところで「ん?」と思い立ち止まる。人影がある。
自動販売機の前に高校生くらいの男の人が数人いた。
自転車を止めてジュースを飲みながら談笑しているようだった。
自分に気づいたのか男達が話を止めこっちを見ている。
すごく心細かったのもあり、やっと人に会えた感動からべそをかきながら私は男達に向かって走り出した。
足が痛いんでちょっと歪な走り方でスピードも出なかったが、それでも全力でダッシュした。
私「ええーん、ひっく、はあっはあっ、あああーん・・・(ダダダダダダ)」
男達「・・・うわああああああーーーーーっ!!!!!」
私「!!!???」
男達「ああああ!!!!」
男達、自転車に慌てて飛び乗る。
私「っあ・・ちがっ、ちがっ・・・・ひぐっ」
男達「ぎゃあああ」「うおわああああーー」
私「あ、あ、ああ・・・」
否定の声が届かないまま、男達は自転車に乗って去っていった。
その後は親に電話をして迎えに来てもらい、お風呂に入って手当てをしてもらった後がっつり怒られました。
濡れた服でいたためか翌日熱をだし、一週間ほど学校を休んだ。
で、学校に登校したらあの公衆電話の場所に子どもの霊が出るという話が広まってました。
自分がその霊なんて恥ずかしすぎて口が裂けても言えませんでした
あのときの勘違いした人達、恐がらせてごめんなさい
そりゃあ暗闇の中、髪の毛を振り乱した子どもが泣きながら自分の方へ走ってきたら怖いよね・・・
しかも鼻血を乱暴に拭ったせいで口周りがとんでもないことになっていたし。
逆の立場だったらちびってたと思う
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それに足ひきずりつつ走ってきたら誰だってにげるわw