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55 :おさかなくわえた名無しさん:2009/05/29(金) 10:01:29 ID:WTczAk7J ?2BP(0)
まつたけの産地は兵庫県の北部。
父親は運送の仕事をしていて、近隣市町村の織布会社に布とか糸を届けてる。
父親が猿の仲間だった事が発覚したのはおよそ10年前。
二人で件の某市にある饅頭屋に出かけた時の事でした。
道中、市境の峠道で急に車を止めた父。
おもむろに車を降りると、林に向かい「ほーう!ほーう!」と叫ぶ。
すると、どこからか「ほーう!」と何者かのレスポンスがありました。
上を見上げると、木の上に数匹の子猿が。
「あれワシの友達やねん」と父笑顔、当時小学生の私はあまりの事に呆然。
猿は見知らぬ私を警戒しつつも木から下りてきて、
父から野菜カステラを貰って食べ、その後もしばらく父から離れませんでした。
父が言うには「何ヶ月か前でここで飯食っとったら寄ってきた」
「試しに猿の物真似したら仲間になれてん」との事。
その後しばらくして、子猿達はその山から姿を消したそうで。
「ええ奴らやってんけどなあ」とぽつり、父は少し寂しそうでした。
一緒にあけびを探したり、毛繕いをしてもらったり。
父と子猿達の忘れ得ぬ思い出を今でも時々聞かされます。
種族を越えた友情を育む父に萌えた、と言う話。
ちなみに人間の友達は2人しか居ないそうです。
« 頼む、水をくれ l ホーム l 食パンマンの顔は何枚切りなんですか? »
…と言いたい所だけど、猿の群れの中にも派閥争いがあって、根回しとか裏切りとか裏切りの後に詫び入れたりとかやってるそうなw
そのうち、撃たれるかも。
美談っぽいが、無知が農家さんが汗水流して作った野菜を猿が荒らし、
友達と思いたかった猿を殺す結末に。
ペットじゃないんだよ。
同じようにエサくれる人には懐いてると思うよ。
野生の猿に餌付けはあまりいいことじゃねえな
たとえ近隣の畑を荒らそうが、俺の友人であれば俺も猿を可愛がるだろうな。
ただその場合哀しいのは、
「畑襲うとお前が危険だぞ」
ってことを教えてやれないってことか。切ないな。
負けた…