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21 名前:水先案名無い人 投稿日:2008/05/25(日) 11:55:29 ID:VK1sriqm0
牧童のジャンが、日頃から想いを寄せていた小間使いのフランソワーズを
二人きりのピクニックに誘い出すことに成功した。
森の中にぽっかりと開けた小さな原っぱで昼食を済ませた二人。ジャンが
ふと見ると、原っぱにはダブルベッドほどの大きく平たい岩がある。妄想を
ふくらませたジャン、辛抱たまらずフランソワーズを口説き落とし、ついに
フランソワーズも「お洋服が汚れちゃうから、あの岩の上でなら……」と受け入れ、
めでたくジャンは想いを遂げた。
次に二人はきれいな川のほとりにさしかかる。「ねえフランソワーズ、こんな
川のほとりでさっきみたいなことしたら素敵じゃないかな?」とジャン。しかし
フランソワーズは「今日はもうだめよ」とつれない。
少し歩いた先の麦畑でも、森の中の猟師小屋でもフランソワーズは拒絶する。
そして初めの原っぱに戻ったとき、これが最後のチャンスとばかりにジャンは
猛烈にアタックするが、フランソワーズは「ごめんなさい、今日は本当にもう
その気にならないのよ」と答えた。
するとジャン、「そうか……。それじゃ、こんなもの持っててもしょうがない」と、
それまで背負っていた岩を捨てた。
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