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78 :1/2 :2007/02/17(土) 14:26:03 ID:lFs+rTtk0
高校生の頃、山を切り開いた新興住宅地に引越しした。
引越しは私たち家族が一番だった。
山のふもとに先にできた住宅地から引越した家まではあるいて2分くらいで新しい家に
着くんだけど、その住宅地から私たちが引っ越した住宅地までは私たち家族以外は
まだ誰も通らなくてなんか寂しい感じだった。
両親は遅くまで仕事をしていて、ちょうど冬に向かっていて日が暮れるのも早くて
薄暗い日はひとりでその道を帰るのがちょっと怖かったりした。
バス通学だったんだけど、引越しして数日したある日、バス停についたら猫がいた。
そのまま私と一緒に歩いてくるので、たまたま猫のお散歩コースといっしょになった
のかな?と思ってたら次の日もいた。
いっしょに歩くんだけど、私の家が見えてくると猫は立ち止まってしまう。
私が家に着いて玄関の鍵を開けて振り返ると猫はいつも私を見ていて、
私と目があうとそのままゆっくりと来た道を戻っていく。
ある日歩いていたら、急にカラスが飛んできて前方に降りた。その時に猫は素早く
カラスと私の間に入って、カラスに向かって威嚇するように鳴いた。
カラスから私を守ってくれてるつもりなのかな、とその猫の姿がほほえましかった。
79 :1/2 :2007/02/17(土) 14:26:46 ID:lFs+rTtk0
引越しして三ヶ月くらいして新しい住宅も建ち、街灯も整備されてバスで仕事から帰ってくる
近所の女性と帰りが一緒になったりする頃、猫はいなくなっていた。
高校三年の時に祖父が亡くなり、その時に祖父の育ての親に当たる人の写真を始めてみたけど(複雑な家庭の事情があり、写真は親族がそっと隠し持つようにして持っていたのでそれまで私はその人の写真を見ることがなかった)
白髪に白い髭を長く伸ばしてほわーんとした顔で笑っているその人の顔を見て瞬間的に
いつも歩いていた猫を思い出した。
先に出来た住宅地の猫だと思っていたけど、バスで帰る時間がいつも違うのにいつもバス停にいたり考えたら不思議なこともあったな、と思いながらその日は祖父の家に泊まった。
その夜夢を見た。その白髪に白い髭の人が現れて、
「○子は女の子だけど○○(祖父の名)に一番良く似てる、大きくなったなぁ」
と笑って言った。
目が覚めて、祖父が「○子は女の子だけど孫たちの中で俺に一番良く似てるなー」
と会うたびに嬉しそうに言っていたことを思い出した。
なんだかいろんなところでいろんな人が守ってくれてるのかも、と思う。
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姉が風邪で寒気がして早退した帰り道、傘持ってないのに雨が降って来たんだけど、姉の頭上傘一つ分だけ雨が降らなくて濡れずに済んだって話しを思い出しました。お盆が来ますね。
着くんだけど、その住宅地から私たちが引っ越した住宅地までは私たち家族以外は
まだ誰も通らなくてなんか寂しい感じだった。
おれの拙い読解力ではこの部分の意味がさっぱり
ご先祖様だと勘違いされて動物としての存在を否定される猫カワイソス
拙くてもがんばってよ
もっと日本語勉強しないとなりすませないですよ?