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369 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/18(月) 10:55:23.15 ID:Er7HYJkO0
僕は小学校4年生の時、雑草係だった
雑草係とは月水金の週3日、昼休みに校庭に生えている雑草を抜いてまわる係だ
係を決める日に欠席した僕に、大親友の大内くんが雑草係だということを教えてくれたんだ
僕は内心つらそうな係だなと思った
でもクラスには大好きな高野さんがいたし、先生にも褒められたかったので
僕は雑草係をやり遂げることを決心した。
それからの僕は熱心に雑草係をつとめた。台風が近づいて大雨の日も、炎天下でも
みんなが校庭で遊んでいるその間を這いつくばりながら、雑草を抜き続けたんだ。
2学期の中頃、僕は朝会で突然校長先生から表彰された。
校長先生は「この子はお昼休みに校庭の雑草を熱心に抜いてくれている。私はこれはとてもすごいことだと思う」という。
僕は言ってやりたかった。「これは雑草係という係なんですよ 馬鹿じゃねーのww」と。
でもクラスのみんなは笑顔で僕を迎え入れてくれたし、先生もすごいねと言ってくれた。
僕は嬉しかった。
大好きな高野さんがうつむいてるのが気になったけどね。
その日の放課後、先生が僕を職員室に呼んだ。きっと褒めてくれるんだ。僕はウキウキして行った。先生は僕の正面に座ると言った
「積極的に校庭の雑草を抜いてるとは思わなかった。とてもえらいね。でも保険係のお仕事をサボっちゃ駄目じゃない。保険係の集会がある水曜日のお昼休みは係の仕事しよ?保険係が高野さん1人じゃ可哀そうじゃない。」
雑草係なんてなかった
« お城の乞食 l ホーム l 僕もみんなみたいに素敵なおとうさんが欲しいんだ! »
っていうパターンも考えられるけどどっちだろ
高野さんが大内くんにそう言うように頼んだのかも知れんね
今度は架空の保険係に任命ww