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156 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 10:05:31 ID:xDDT8x00
いい話というか、すさまじい話。ちょいグロ注意
細川の血達磨
細川忠興の時代、ある牢人の兄弟が仕官を求めてきた。
「われら、事に及んで他人の出来ない事をして、お役に立って見せましょう。」
そう、きっぱりと答える二人を頼もしく思い、それぞれ召抱えた。
ある時江戸に大火事があり、細川屋敷にまで延焼した。
幸い、屋敷にあった大事な道具類は皆、避難させたが、どうした失態か、細川家に秘蔵された
達磨の掛け軸が、屋敷の中に置き忘れられていた。
忠興はこれを大変惜しんでいたが、ここでかの兄弟が、「御殿はまだ焼けておりませぬ。
この間に我らが取ってまいりましょう。」と言った。
忠興は喜んだが、しかしこれを心配もし、「まだ火が回っていなければ達磨の掛け軸を取って来い。
もし、もう火が回っていれば、かまわないから早々に戻って来い。」と言って、彼らを送り出した。
兄弟が御殿に駆けつけると、まさに今、火が燃え移らんとしていたところだったが、
「今ならまだ間に合う」
と、もうもうたる煙の中を入っていった。達磨の掛け軸は、無事に床の間にかかっていた。
急いで外し、羽織に包み、それを持って脱出しようとした、
が、一足遅く火が回り、兄弟はもはやなすすべなく、焼け死んだ。
火が静まる。
焼け跡から、彼ら兄弟の死骸も見つかった。それは、驚くべき物だった。
兄弟は、先ず、兄が弟に手をかけて首を討ち、喉を切り開いて内臓を引き出し、その体の中に
羽織でよく包んだ掛け軸を押し込んだ。
さらに兄は自分の腹を十文字にかっ斬り、弟の遺骸を自分の腹の中に押し込み、抱きかかえるようにして
死んでいた。
掛け軸を取り出してみると、よく羽織に包んであったためえには血糊の一滴もついてはいなかったが、
上下左右の隅が、少しずつ血に染まっていた。
忠興はこれに深く感銘を受け、血のしみた掛け軸をわざと修復せず、兄弟それぞれが
裃をつけこの掛け軸を守るさまを新たに描かせ、あわせて三幅一対の掛け軸とした。
この絵はいつともなく「細川の血達磨」と呼ばれるようになり、今も大切に秘蔵されていると言う。
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仕官してんだから刀くらい持ってるだろ…
だがそこに痺れる憧れる
>>25468
>>25471
おまいらは粗探す前に文を楽しめ
ですよねー^^
ゆとりおつみたいなー
どこのあんの、少なくても宗家の侯爵家にはないと思うが。
自分の持ち物を売って、わざわざカネ作るのは、どうかとも思うけど、
人命危険にさらしてまで、家宝を、あなたなら、守りますか?
そういう話じゃないだろ・・・・
最悪、台無し
読点の使い方がウザイとだけ言っておく
時代が違うとだけ言っておこう
国語もできないゆとりか、チョンだろお前。
滅私奉公とか、士は己を知るもののために死ぬ。とかこの世代は知らないんだろう。
ゆとりは嫌だねぇ。
って言った殿様だからこそじゃないかと思う。
上が下を想い下が上を敬い力を発揮する。
昨今では稀だけど、悪く言うと美味い人の使い方。
日本人のただの従順さにかまけてるような組織はダメ。
兄弟が掛け軸を守る様を書いた掛け軸は
さぞ立派な物なんだろうなあ。
でも痛みもすごい。
そして、バカだよ(泣)
いや…掛け軸丸めてあったら左右はわかるが、上下に血がつくのはありえないんじゃまいか。
25471の指摘は正しいと思うが。
今まで全く知らなかったけど。
>>25468
>>25471
>>25478
は恥ずかしい
内臓取ってない鳥を自分で捌くのだってけっこう大変だったぞ。
>上下左右の隅
四隅ってことだろ。もうちょい考えようや
幅の短い方を上下とし
幅の長い方を左右とした場合。
下からクルクル巻いて布に来るんで血肉に突っ込む感じ、
そう考えると左右は全部血付いちゃって
上下はその左右に近い部分に血が付くって感じでOKなんよね?
??何の話をしているのか意味が分からない。日本語でおk
兄弟「他人じゃ出来ないような事するから雇ってくれ」
↓
主人「良さげな奴らだな。雇ってみるか」
↓
主人の屋敷に余所の火事が届きそうになる
↓
主人「あちゃー・・・貴重なお宝を屋敷に忘れてたわ。勿体ない」
↓
兄弟「まだ間に合いますよ。ちょっと取ってきます」
↓
主人「じゃあ屋敷に火が着いてなかったら取ってこい。火が着いてたらもう諦めて戻ってこい」
↓
兄弟「了解」
↓
兄弟「うわ、丁度火が着くところだよ。だが何とかなるさ」
↓
兄弟「宝見つけた!でももう時間無え。脱出も無理だ!」
↓
弟の内蔵引っ張り出して、羽織で包んだ宝を中に突っ込む。そして自分の腹裂いて中に弟の死体突っ込む
↓
宝の端っこにちょっと血が染みたけどどうにか無事でした
↓
主人「こいつら超凄え!記録に残そう!」