気まぐれへっどらいん

  Hカップ以上の娘にありがちなこと 上級編

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冷静と情熱のあいだ

120 名前:この子の名無しのお祝いに[] 投稿日:2008/02/08(金) 04:21:31 ID:wBfwAj2a
この映画は俺の人生の中である意味一番の映画かもしれないです。
この映画は映画館ではなくレンタルビデオで当時の彼女と観たのですが。
鑑賞後二人とも感動して
『こうやって本当に愛し合ってしてまた再会できるなんて素敵ね』とか
『このドォーモって塔いつか二人で行きたいね、クリスマスとかに行けたら最高ね』なんて話してたんですが。
その当時俺も彼女も20歳すぎ、色々わけあってその1年ほどあとには別れました。
理由はピアニストを目指していた彼女の海外留学。
そしてその当時俺は高校を中退してから5年ほどパチプロやってたような毎日ぷらぷらだらしない男。
それから俺は不動産会社に入社して必死こいて働きました。
学歴は関係ねぇ、仕事とってこれるやつにはなんぼでも歩合で給料やるぞ、
みたいな感じ、社長がいけいけの見た目チンピラ、社員数は7、8人なのに
毎月2,3人は中途で採用、年間30人以上入社すんのに残るのは1、2人、
みたいな会社です。
それでも学歴のない俺には仕事できれば金が稼げる、評価される、スーツ着ていられる
仕事、不動産業、十分でした。
実際毎日帰宅は夜中、休みは月1、2回みたいな感じで激きつでしたが。
別れるときの
『立派な男になってね、あなたの声も指も笑顔も一緒にしたことも一緒に行った場所も私忘れないよ』
っていう彼女の言葉を思い出しながら。
幸い仕事もうまくいき入社2年目には相当な年収も稼げるまでになりその年の年末、
社員旅行としてイタリア、モナコへ行くことに。
イタリア到着は12月24日。
着いてみてびっくり、街中の店がほとんど閉まってる!
どうやらヨーロッパでは日本と違いクリスマスは仕事お休みするのが普通のようで。
その日の夜ホテルの部屋で同僚たちと酒飲みながらふと思い出した。
ドォーモの塔を。
このホテルの近くだよな、あいつとこれたら感動しただろうな。
せっかく来れたのに社員旅行かよ・・・なんて。
俺はおもむろに部屋を出て塔に向かいました。
イタリアにしては何年かぶりの大雪だったらしく雪が降っていました。
塔につき雪が降る中、塔をただただ見ていた俺。
そして奇跡は起きた。
彼女がいたのです。
二人ともびっくり!
映画やドラマのように無言で見つめあい走りよって抱き合う!ってなことには
ならなかったのですが。
俺はたまたま社員旅行で来たこと、お前と見たあの映画を思い出してホテルから
一人で歩いてきたこと、色々話しました。
彼女は2年間の留学が終わり日本へ帰る前に来てみようということで来たらしいですが。
そしてその後、現在俺は二人の女のこに恵まれ、独立し、
地元で不動産会社を営んでおります。
妻はその彼女です。ピアニストにはなれませんでしたが自宅でピアノ教室を開き、
毎日可愛い娘たちのお世話をしながら俺の帰りを待っていてくれてます。
いつか家族4人でイタリアへ行きたいですね。
おしまい。

2009年05月16日 | いい話 | コメント (49) このエントリーを含むはてなブックマーク

祖父の口癖

628 :ななしのいるせいかつ:2009/04/21(火) 21:59:54
祖父の口癖

私は祖父母、両親、妹の6人家族の家庭で育った。
祖父は私が初孫だったこともあり、大変可愛がってくれた。
仕事の忙しい父の代わりに「お父さん」をしてくれたのも祖父だった。
そんな祖父の口癖は「○○(私)の小学校の入学式までは長生きしたいねぇ」
私が小学生になると「○○の中学校の入学式までは長生きしたいねぇ」
こういった具合に私の人生の節目に合わせて「長生きしたい」と言ってくれていた。

そんな祖父も私が高校生の時に脳梗塞を患い、入退院を繰り返すようになった。
退院し自宅に戻っても、足腰がおぼつかない祖父の入浴の手伝いは私の日課となった。
入浴中に話すのは「長生き」の話し。
「今までは運よく健康に恵まれ、○○の人生の節目に立ち会うことができたが、
そろそろお迎えが来る頃かも知れない。せめて○○の成人式を見たかった」
私は涙が流れるのを我慢しながら、やせ細り骨張った祖父の背中を流していた。

ベッドから起きあがる時間は短くなったが、祖父の病状も大きく悪化することなく
私の大学入学の報告もすることができた。
いつもの口癖通り、成人の報告もできるんじゃないか・・・そう考えていたある日
祖父の病状が悪化し始め入院となった。退院の見込みのない入院だった。
程なくして、万一の覚悟をしておくようにと医師からの説明があった。
既に本人の気力だけで命をつなぎ止めている状態とのことだった。
毎日、家族が交代で見舞いをした。残り少ない祖父との時間を慈しみあうように。

ある夜、祖父の容態が急変したと連絡を受け、病室に駆け込んだ。
だんだんと衰弱が始まり、息づかいもか細くなっていく。
家族親戚が集まり、祖父のベッドを囲む。
いつの間にか夜は明け、病室に朝日が差し込む。
眩しく、優しい光が祖父を包んだ時、大きく息を吐いて祖父は永眠した。

くしくも、この日は私の20歳の誕生日であった。



あれから7年、私は結婚し、2児を授かった。
2歳になる上の子は私の実家に行くと、祖父の仏壇に参る。
誰が教えたわけでもなく、私たちの真似をするうちに覚えたようだ。
仏壇の前で孫を抱きながら、父が言う。
「この子の小学校の入学式までは長生きしたいねぇ」

2009年05月15日 | いい話 | コメント (25) このエントリーを含むはてなブックマーク

花見で会ったジェロみたいなにーちゃん

554 おさかなくわえた名無しさん sage 2009/05/13(水) 19:02:41 ID:q3hAAbCw
行きつけの飯屋さん主催の花見で初めて会った男の人。
見かけはジェロみたいな格好をしていた。
若くて明るいにーちゃんという印象だった。

そのうち花見に来てた子に「何歳?」と訊く。
5才と答えると「うちの一番下と同じだ!」と。
見た目で23才とかかなって思っていたのでびっくり。
話を聞くと一番上は18才、一番下は5才の全部で8人らしい。
「し…失礼ですがお年は?」と訊くと「30でーす」と。

勿論実子ではないとのこと。
仕事で出入りしていた私立の施設が
資金難その他もろもろで閉鎖されることになった。
もちろん、子ども達は無一文で投げ出されるわけではなく、
他の施設に入れてもらえることにはなっていたが、
一カ所に全員を引き取ってくれるという所は無かった。
それまで家族の様に暮らしてきた子ども達は
離ればなれになるのが本当に辛かった。
「どうにかして、離れずに暮らしたい…」
と一番年長の子に相談されて思わず
「じゃあ、ちょっと遠いけどそれで良ければ
俺の所に来いよって言っちゃったんだよね~」とのこと。

「俺に出来ること、無理なこと…それは事前によーく話したよ。
共同生活始めました~はいダメでした~じゃ困るから。」
口調は軽い感じだけれど、話すことはしっかりしてる。
「じゃ、そういうことで、ばんばん稼がないといけないんで、
明日も朝早いんですわ~」と言いながら帰って行った。
さわやかなにーちゃんだった。

2009年05月14日 | いい話 | コメント (27) このエントリーを含むはてなブックマーク

死にたくなることってあるじゃんか

993 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 :04/08/24 22:26 ID:DnJEwguz
なあ、お前らさ。

死にたくなることってあるじゃんか。
でも俺、死んだことないよ。

まだゲームの続編は出続けるし 好きな漫画は続いてる。
死にたくなるのに 娯楽のことだけ考えたら しねない。

そんぐらい軽い悩みなんだよな。

「あ、死ねないや」って思えるもの思い出せよ。

悩みや恥とか苦しみとかいっぱいあるよな。でも・・・。

「そんな娯楽(もしくは違うもの)っつー軽いもの」で死ねない自分を見つけろよ。
お前らの命はそんな「かるいもの」よりはるかに重いことを思い出せ。

「しねないりゆう」がすごく重いものの場合もあるかもしんねえ。けどな。

お前らが死んだら確実にゲームの続編は出ないし、来月発売のコミックスは発刊されない。
どうしてだかわかるか?

お前らの世界が終わるからだ。お前らの世界はそこで終わるから。
続編は出ないし発刊はされないし いのちより重いものも消え去る。

そんな世界に行くのか?ただ言っておく。俺はいやだ。
この文字の向こうにいるお前らの世界のどれかひとつでも消えるのはすごくイヤだと俺は言っておく。

2009年05月11日 | いい話 | コメント (64) このエントリーを含むはてなブックマーク

満員の急行電車で

664 :名無しさん :2009/05/08(金) 00:36:05 ID:ZForNJSb
お食事中、お食事前の方は読み飛ばし推奨。


去年の年末に満員の急行電車で都心から帰宅する途中。
シルバーシートに座ってた品の良さそうなお婆さんが急に吐いてしまった。
それまでぎゅうぎゅう詰めだったのが嘘のように人が離れて、
お婆さんだけがそこに残された。
茶髪の兄ちゃんとかが「マジかよ!」「くっせー!」とか騒いでいて、
お婆さんは拝むようにして頭を下げてた。

俺は網棚にあった新聞を取って、床の吐しゃ物の上に重ねて広げて足で掃除を始めた。
ついでに手持ちの荷物を1つにまとめて空いたビニール袋を
「まだ気持ち悪かったら、コレに」とお婆さんに差し出した。
やっぱり、まだ落ち着いてなかったのか、お婆さんがゲーゲーしてる前で床の掃除を続けてると、
さっき騒いでいた茶髪の兄ちゃん達が新しい新聞を広げて手伝ってくれた。

次の停車駅で降りるお婆さんをエレベータまで送るついでに新聞紙をまとめて駅のゴミ箱に。
(すまん、本当はゴミ箱じゃなくて空きカン入れだったと思う。最近ホームにゴミ箱ないんだよね)
当然ひと手間掛かるので電車の発車には間に合わないと思ったんだけど、
振り返るとまだ発車してなかった。
俺が乗ったのは電車の最後尾だったんだけど、ホームに立つ車掌さんと目があって理解した。
(全部見てて、俺の事待っててくれたのかな)
急いで飛び乗ったら、同じ車両の人達がなんと拍手で迎えてくれた。

空気の入れ替えの為にみんなで窓を少し開けていると、車内アナウンスが
「先ほど車内で急病のお客様がおられた為、遅れて発車しております。云々」
再び皆で拍手(車掌さんGJという事で)

萌え系な女の子とか出てこないけど、俺的にはファンタジーな夜でした。

2009年05月09日 | いい話 | コメント (34) このエントリーを含むはてなブックマーク
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