気まぐれへっどらいん

  Hカップ以上の娘にありがちなこと 上級編

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二人の絆

512:名無しさん@十周年 :2009/06/21(日) 04:52:05 ID:Kot8vRcIO
もう亡くなった大正生まれのオイラのばあちゃん、
13歳の時に親に売られて満州で売春婦してたそうな。
その時に陸軍の整備兵で好き者やった兵隊さん(オイラのじいちゃん)に
「俺の嫁になるなら身請けする」って言って、部隊の工具や備品をパクって売って
貯めたお金で身請けして嫁にしたそうな。
(じいちゃんは否定)
 
終戦迎えて内地に帰って…じいちゃんは小さいながらも某牛乳メーカーの役員まで出世してそこそこ財を作った。
じいちゃん、何歳になっても女好きが治らなかったが、ばあちゃんはいつも
「私はじいちゃんがいなかったらボロボロになって死んでたやろうからじいちゃんには何も言えん」って泣きながら笑い飛ばしてた。
 
しかし、そんなじいちゃんだが、女遊び以外はばあちゃんにむっちゃ尽くしてた。
ばあちゃんが何かのテレビ番組で綺麗な景色見て「いいなぁ…」ってボソッと言ったら、
2、3日後にはじいちゃんが「おい!旅行行くぞ!」ってばあちゃんが言ってたところに大名旅行に連れて行ったり…
 
ばあちゃんが、何気なく肩を自分でトントンしたら、必ずじいちゃんがすぐにばあちゃんの後ろに回って肩叩きしたり…
 
ばあちゃんの誕生日には必ずウェディングケーキばりのでかいケーキを買ってきて、毎回「こんなでかいの誰が食べるのよ#」ってばあちゃん怒って…
 
晩年、ばあちゃんが「わたしゃ女郎屋の女でよかった。じゃないとじいちゃんと逢えなかった…」って話をオイラに言った2日後、昼寝したまま綺麗な寝顔のまま永眠したなぁ…
 
 
スレチやけど、ふと思い出した

携帯から長文スマソ

2009年06月23日 | いい話 | コメント (17) このエントリーを含むはてなブックマーク

日本文化を愛するトルコ人

628 名前:①[] 投稿日:2009/06/13(土) 17:00:27 ID:+v1RRIOh
ちょっと前になるのだが、トルコ人の友人と一緒にテレビを見ていたことがあった。
なんの番組だか忘れたけど、その番組を見ていた友人がぽつりと一言、
「時々さー日本人て、神様が人間は頑張ればここまで出来るってことを、他の人間に教える為に作ったんじゃないかと思うんだ。」
一瞬、なにを言われたのか分からなかった。
「な、なに・・?」数秒後、なにやらすごいことを言われたらしいことが、ようやく解りかなりうろたえた。
彼は、トルコ人には珍しく、あまりお世辞の得意なタイプではない。
いや、もちろん儀礼的な意味でのお世辞は言うけど。
「髪型どう?」「似合ってますよ」くらいのは。
逆にいつも私とは、日本やトルコの問題点を歯に衣着せぬ調子で話している。
本音を言い合える親友のような友達なのだ。
テレビがその時映していたのは、平城京のジオラマだった。
細かく精緻に作られた。その細かさに彼は見入っていた。
もちろんそんなものは、他の国にもあるだろうし、テレビで映っていたものが特にすごいものとは、私は感じなかった。
ジオラマ作りのバイトは学生時代にしたことがあるが、それはそれなりに大変だった。細かくて。
でも、私はジオラマよりもっと細かい細工の工芸品を知ってるし、
そのジオラマは日本の美術系の学生なら作ってしまえるレベルのものだった。
でも、彼はそれを見て、今まで日本で見て来た様々なものを思い起こしたようだった。


629 名前:②[] 投稿日:2009/06/13(土) 17:05:55 ID:+v1RRIOh
日本庭園の陰影、美しく盛り付けられた料理、和菓子の色合いと形、錦に刻まれた細かい刺繍、蒔絵のきらめき・・・。
どんなものにも手を抜くことのない、日本人の完璧な仕事・・。
彼は芸術的な素養があって、日本についてもその方面に特に関心が高いようである。
特にテレビで日本庭園が映ると、真剣に見入っている。
同時に盆栽展などに連れて行くと、めちゃめちゃ喜ぶ(笑)。
ついでに、納豆と梅干し、ワサビが大好きで、日本人と食事に行く時は、
自分の箸の口をつけてない方へひっくりかえして、大皿から料理をとる(笑)。
彼ほど日本文化を愛するトルコ人を見たことがない(笑)。
だからと言って、彼がトルコを忘れてしまったのかというとそうではなく、
オスマン‐トルコ時代の文化を捨て去ってしまった現代のトルコの姿を嘆いてる。
多分、彼はトルコも日本と同じ様に古いものも大事にして、
自分達の精神を形作るものの元の形を、残して欲しかったのだろうと思う。
文化として。
彼は日本人が新しいものを作りつつ、古い伝統的なものも驚くほどよく残していて、
それと同時に古いものから又新しいものを作りだしている様子を感嘆しながら見ている。
「神が人間は頑張ればここまで出来るってことを、他の人間に教える為に日本人を作ったんじゃないかと思う」
そんなことを彼に思わせてくれた、職人さんや日々黙々と働いている皆さん。
お疲れ様です。そしてありがとう。
やる気なし・・とか言ってないで、私も頑張らんとだめだな、こりゃ(^^;

2009年06月14日 | いい話 | コメント (48) このエントリーを含むはてなブックマーク

財布の忘れ物

341 :おさかなくわえた名無しさん :2009/05/28(木) 13:27:24 ID:Nui3ji16
数年前の事。
伝統民芸の工房&販売店を親父から引き継いだばかりの頃。

外国人観光客は珍しくはないが,交通の便が悪いド田舎なため,
日本に慣れた個人観光ばかりで団体での観光は少ない地域。
ところが,俺の前職(観光斡旋業)のおかげで舞い込んできた外国人グループ観光のガイド役。
店の休日とかち合ったので引き受け,ガイドの最後に
(お土産を買ってくれるかも,という邪な気持ちもあったが)
俺の店を紹介したんだ。
10人の若いイタリア人男女。
いくつかお買い上げいただいて,帰路についた後。
お店に財布の忘れ物を発見したんだ。
連絡を取ったんだが,なかなか繋がらない。
添乗員・依頼会社のどれも駄目。
結局繋がったのは,彼らが日本を旅立ってしまった後。
財布がなくなった事に気付いたのに,俺の店に忘れたなんて,全く気付かなかったらしい。
依頼会社へ財布を送って本人宅へ送る,
なんてのも他人行儀な感じで嫌だったんで,会社に住所を聞いて俺から送る事にしたんだ。
それだけ送るのも味気なかったし,
財布・簡単な手紙(まあリップサービス半分で忘れ物の詳細と「またのお越しをお待ちしております」なんて締めたやつ)
・店のパンフレットや地域の地図
・パンフレット・ガイドできなかったが周辺じゃ有名な場所の写真
・店のちょっとした小物なんかを一緒に送ったんだよ。

そうしたら,数ヶ月後に,外国から小包が。
送ったお客さんからだった。
女の子だったんだけど,あっちの皮財布&お手紙。
「ありがとう,感謝感激,また行きます。」
なんて書いてあった。
んで,こっちからも返事を送ったら,なんか文通状態になってしまった。


342 :341 :2009/05/28(木) 13:28:06 ID:Nui3ji16
続き


そして,1年後。
彼女だけ再来日。
文通を続けていたから友達感覚で,滞在期間はうちにホームスティ。
送った写真の場所やその他いくつかガイドした。
話を聞いてみると,他国じゃお店でも,そこまでしないらしいな。
財布を無くせば,出てこないのが当たり前らしい。
実は彼女の父親が皮を扱う職人で,
その財布も彼女の父親が彼女のために作ってくれたモノだったらしい。
それが無くなって悲しんでいたところへ,俺が送ってくれて,感謝感激だったらしい。
そして,彼女が帰る頃には,俺の両親や兄弟とも仲良くなっていた彼女。
帰る時は,みんなで涙の別れをやってしまいました。

それから,数年。
なんだかんだで文通&時々行ったり来たりを続ける間柄となり。
彼女が,日本に住み始め。

昨日,イタリアの彼女の家へ行って,結婚する了解を得てきました。
来年の春挙式予定で,進めています。

ンな訳で,ほのぼの出来るか判らないけど,俺がほのぼのしているんで,記念カキコ。

2009年05月30日 | いい話 | コメント (33) このエントリーを含むはてなブックマーク

10回目の結婚記念日

390 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/26(火) 00:09:05
俺もようやく自分の事を報告する時がきたので書きます。

うちの女房は「愛してる」とか「好きだよ」だの言ったところで
「ハァ?何言ってんの馬鹿じゃない!?」と一蹴されるのがオチ
昔から照れ屋で、そう言うマジな話はまともに対応しない事は、長年連れ添ってる俺が一番わかっている。
そんな女房でも逃げられない日がついにやってきた。
10回目の結婚記念日。それが昨日だ。

少ない小遣いでスイートテンはさすがに買えなかったけど、
なんとか節約して安物のネックレスを買い、それを渡す事にした。
子供達も寝静まり、いよいよ決戦の時だ。女房はネットに夢中になっていた。
もう俺の心臓はバクバク言ってた。自宅でこんなに緊張するのなんて初めてのこと。

「あのさ・・・これ・・・」と言ってネックレスと手紙を渡した。
「あ・・・ありがと・・・」と普段は見せない少女のような照れた顔になり手紙を開けようとした。
「あ・・・それ読む前に聞いて・・・ず、ずっと・・・あ・・・愛してるよ・・・」
宇和ああああああああああぁぁぁぁあああああああああああ・・・ついに言ってもうた!!!!!
 
「な・・・何よ急に!コレ読むんだからもう変な事言わないでねっ!!」
などと取り乱しながら手紙を読み始めた。
しばらく沈黙が続き、読み終えた女房が「もう!馬鹿!!」と言いながら2階の寝室に駆け上がっていった。

手紙の内容はこうだ。
~ママへ
 いや~なんだかんだで結婚10周年か、お互い歳とったな・・・
 それにしてもあっという間だな最近若い頃の事とか思い出すんだよな、
 あの時こうしてりゃ良かったなとか、あの時に戻りてぇな・・・とかね
 そうすりゃ今よりちったぁマシな人間になれてたかなあって
 でもな、俺が著名人になろうが権力者になろうが、
 俺の女房はアンタしかおらんわけよ 俺なんかの女房がまともに務まるのは
 世界中探してもアンタだけ、本当にそう思う
 頼りない旦那だけど、精一杯家族のために頑張るからさ。
 これからも末永くヨロシクな!!結婚してくれて本当に有り難う。俺はすごく幸せだよ。

                                               パパより~


391 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/26(火) 00:09:46
俺も後を追って2階へ行くと、女房は布団の中に潜りこんでいた。
「どうした?」と言って近づくと「こないで!!」と怒鳴られた。布団の中で泣いているようだ。
普段のノリなら「なに泣いてんだよw嬉しいのかオイwww」と言い布団を引っぺがすところだが、今日はそのままそっとしておいた。

しばらくすると目を真っ赤にした女房が下りて来て、ソファーで横になっていた俺に覆い被さる様に抱きついてきた。
「なんだオイ珍しいなw」と言うと「フン!」と言いながらも力いっぱい抱きしめてきた。
俺にはそれだけで十分だった。言葉なんかなくても女房の気持ちは伝わってきたから。

その後、近くにある居酒屋に2人で飲みに行った。家に子供だけを残して行ったので褒められた事ではないけど・・・
2人っきりで外に飲みに行くなんて結婚して初めて。出会った時の話とか子供が生まれた時の話とかいっぱいした。
1時間位だけだったけど凄く楽しかった。帰りは手を繋いで家まで歩いた。

家に着き玄関に入ると女房は突然キスしてきた。酒の力を借りたな、卑怯者め!!
そして「私もだからね!」と言ったので、敢えて「は?何が?」と惚けてみせた。
「だから私も!!」相変わらずの対応だ。でもそこが可愛らしいところだって俺が1番知ってるよ。

報告は以上です。長々とすみませんでした。
そして俺は今すごく幸せです。皆さんにも幸あれ。

2009年05月29日 | いい話 | コメント (33) このエントリーを含むはてなブックマーク

連れて行ってくれる場所

171 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2009/05/13(水) 22:05:54 ID:yGkKVEjE0
俺のバイクが盗まれたんだ。
傷だらけだったけど、まあ、ほぼ無事ってやつだ。
犯人は工房だった。もう、みたまんま不良という感じね。近所でもちょいちょい見かけていた奴でね。
盗んだバイクで走り出して、スピード違反で捕まったらしい。
バイク自体は警察から帰ってきたんだけど、工房本人はふた月ほどしてからオカンと同伴で謝罪に来た。
といっても本人はほとんど顔を背けていたばっかだったけど、許したんだよ。
修理代も弁償するって、とりあえず4万円持ってきた。
よれよれの諭吉三枚とあとは五千円と千円の、一応札束wwww
後日、予定を明けてあらためて一人で来い、って言って、その日はそれでおしまい。
翌々日、ちゃんと一人で来て、ぼそぼそと謝る工房に洗車を手伝わせて、ワックスが乾くのを待ってる間に家に上げたんだ。
それで、新品のヘルメットとプロテクタを渡した。工房のオカンの金で買ったやつね。
ワックス拭き取ってから工房を後ろに乗っけて峠行って、海へ行って、とにかく走り回った。
それから半年もたたないうちに、工房は二輪免許を取得することができて、報告にきたんだよ。
教習所での装備もプレゼントした一式を使ってたらしい。
あんまり嬉しそうにしてたから、「じゃあ、ときどきバイク貸してやんよwww」って言ったら、ぽろぽろ泣き出してさ。
俺のバイクを盗んだことを、ちゃんと真正面から謝ったんだ。
ヤンキーっぽさは抜けきってなかったけど、洗車も手伝うし、バイク借りて返すときもちゃんとガソリン満タンにしてるし、なにより丁寧に乗ってる様子はわかった。
それからバイトで貯めた金で自分のバイクを買って、ときどきオカンを後ろに乗せて走る姿を見ることができた。
オカン、顔がこわばってたけど。
バイクは、アクセル回すだけで人間の力を簡単に超えることができるし、自分をどこか別の場所へ連れて行ってくれる気がする。
その高揚感は犯罪の領域に簡単に入ることができるわけだけど、
少なくともこの工房にとっては、それほど悪くない場所へ連れてってくれたんだと思う。
俺のバイクGJ!!!
で、しばらく連絡なかったんだけど、その工房から今度結婚するからきておくれって手紙が来たんだ。

なんか嬉しくなったからここに書き留めておく。

2009年05月19日 | いい話 | コメント (38) このエントリーを含むはてなブックマーク
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