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380 名前:Trader@Live![] 投稿日:2008/05/26(月) 14:42:08.10 ID:EKb+LmyD
その昔、まだ携帯電話が普及しはじめていた頃のお話
とあるおばあちゃんが解約の相談にやってきた
おばあちゃんはよくわからないのでゴモゴモと何かをしゃべっている
うちのショップでは新規申込の受付はできても解約は受付できない旨説明するがまだごにょごにょ言っている
ちょっとウザいなと思いながらそのごにょごにょを「あ?」とか「んで?」みたいな対応で聞いていると
「うちの主人が亡くなってしまったので解約したいんだけど、ショップ行っても本人じゃないからってしてくれないのよ。。。」
正直今までの対応が人間として恥ずかしい行為だったことを素直にお詫びして携帯電話会社へ電話した
その頃まだ亡くなった場合の解約措置なんて手続きは考えてもいなかったらしいがそれでは困る
携帯電話会社へ電話しても埒が明かないのを見ておばあさんは
「もういいです、ずっと基本料金払えば。。。」
と帰ろうとするので電話を保留にし
「おばあちゃん、それはだめだよ。ちゃんと旦那さんの名前のものは解約しないと、
いつまでたっても旦那さん天国にいけないですよ」
その言葉がどう響いたのかわからないがおばあちゃんは思いとどまって座っていてくれた
携帯電話会社との問答の末、話のわかる上司にまで辿り着き一件落着
それまでに要した時間は2時間ほどだが一通りの書類を契約住所に送ってもらえることにした
「おばあちゃん、もし書き方がわからない場合はここに持ってきてくださいね」
笑顔で帰っていくおばあさん
そして3日後、そのおばあさんが書類を持ってやってきた、書類を作成して返信用封筒に入れて
「あとはこれポストに入れておきますので、これでやっと手続き完了ですね」
するとおばあさんがお礼にとお菓子だろうか、箱を差し出してくれた
「これで旦那が成仏できました、ありがとうございます」
ありがたく頂戴して見送って箱を開けてみると饅頭だった
熱いお茶入れてこりゃうまいとパクパク食べていると事情を知らない女の子がぼそっとつぶやく
「これ、葬式饅頭みたいじゃない?」
なんだかもっと切ない気持ちになりましたとさ
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客相手にあ?とかんで?とか言ってんじゃねぇよ>>380が死ねば良かったのにな