このヘッドラインはNEWs保存道場が気まぐれでお勧めブログを紹介してます。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
349 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2009/05/24(日) 00:22:11
18世紀末から19世紀前半の、いわゆる文化・文政時代の江戸では町人文化が花開いたわけであるが、
彼らをトリコにしたのが妖怪変化の類や怪しい生物の存在であった。
この時代の場合、その存在を民間伝承や怪談のような感じに語り継ぐとかそんな生易しいものではなく、
そういった怪しい存在の「実物」を作ってみたり、怪しい存在を捏造してヴィジュアル化したりと、現在の目からしてもやたらとアグレッシヴなのである。
それまでは鬼や天狗ぐらいしかいなかった妖怪の種類もこの時期になると爆発的に増えていったという。
例えば現在でもメジャーな「ろくろ首」や「ぬらりひょん」、「座敷童」といった妖怪は、だいたいこの時期以降によく描かれるようになっていったそうで。
かような妖怪のインフレーションの果てに、あらゆる自然現象や出来事を妖怪の仕業と考える視点が出てくることになる。
何だか漆原友紀のマンガ『蟲師』みたいな話。
« 保田伝説 l ホーム l お母さんとお父さんは幼なじみ »
人魚のミイラとか、鬼や河童の手とかですね
明確な妖怪が生まれる基盤がすでにあったんじゃないかと思うけど。
↑
こうですか><
カミ=妖怪だと思ってる
神道には厳格な戒律はないから、昔の人は遊び心を差し挟む場合やりたい放題だったろうな。
戦国時代はリアルが重要すぎて
空想の世界なんか考えてる暇が無かったんだろな。
クォリティ高いよ~江戸時代の二次文化は
廃墟となった教会施設で肝試しをしていた。
わざわざ廃墟風のホーンテッドマンションを建てる貴族が現れ、
それを真似る庶民もいた。
かなりリアルな骸骨とか、内臓しっかり描いてある
だから、江戸時代の人が好きなおばけって、ちゃんと「空想」として楽しんでいたんじゃないかなぁ
大きい板に「ち」と描いて「大イタチ」で釣ったり、釣られても笑い飛ばせてるし
怪しい存在の「実物」を作ってみたりって、本気で信じていたらできないよね
面白い話だなぁ