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414 名前: 可愛い奥様 投稿日: 2005/06/06(月) 18:47:13 ID:3kOPfpVk
とにかく旦那が喜ぶ事・癒される事なら何が何でも全力でやっていた。
仕事が大変で疲れた旦那を楽しませようと
毎日「おかえりシリーズ」と銘打って、色んな事をやってお出迎え。
これが好評で裸エプロン・真っ暗で突然玄関に押し倒して営み・プレゼント・
新庄ばりの色んな被り物・・・
ある日今日は実家に泊まるとメールして、ショボーンな帰宅に実は嘘でしたと
驚かそうと準備しました。
顔はドラえもんメイク(会心の出来)頭には厚紙で作ったタケコプターをセット
肩にはもらい物のドラみちゃんのプラスチックの貯金箱を貼り付け、ドアが開いたら
懐中電灯を顎から照らして、ダミ声で「お~が~え~でぃ~だ~さ~いいいいい」
仕度に2時間・玄関で待ち1時間。車の音がしてドアが開いて
「お~が~」まで言ったら、旦那の同僚がすごい形相でうわああああああと
私を見たまま高速後ずさりして、後ろでんぐり返しで外に転がって行ったよ・・・
その後ろには酒やツマミを抱えた旦那が・・・・
その後ですが、同僚は玄関の数段の階段を転がり落ちてしまい、私が慌てて
大丈夫ですかと駆け寄っても、呆然・瞬きせず・微動だにせず・固まったまま
私の顔を凝視していました。本当に魂を抜かれたみたいに。
旦那もハッと我に返って、とにかく中で擦り傷の手当てだと、同僚に肩を貸して
入っていきました。
手当て中も二人で、ビールは外に忘れたとか話してたと思う。私には一言も
触れませんし、存在すら見えないように。
私は「この~今日は横綱級(←?)のビックリだぞ、
こいつううう」「ごめーん、うふふふ」「でも、がんがったね、ドラちゃん」となって、
この扮装にどれだけ大変だったか
面白おかしく語るラブリーな時間が待っていた筈でした。その為のご馳走も
用意して・・・・・
何だか自分が馬鹿で惨めで、脱衣所の壁にもたれて声を殺して泣いていたんですね。
そこに旦那が飲もうよと来てくれて、怪我をさせてしまった事をお詫びして
同僚は全然気にしないでと言ってくれました。涙でグチャグチャの
ドラちゃんの顔で3人で写真を撮り、楽しく飲み会しました。
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