740 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 00:53:54 ID:lj/5rmvhO
>>722-723
凄い素養だな。
古文の先生とかでないなら才能の無駄使いが笑える。
742 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 01:17:59 ID:9o5CbfE20
>722
夏休みの宿題にしていいぞ。
無頼の僧侶が交差点の傍示燈を倒した物語
今は昔のことだが、上京二条の辺りに僧侶がいた。
外見は僧侶とはいうものの、心はよこしまで朝となく夜となく京都の若者たちを集めて遊んだりふざけたりし、
酒を飲み魚を食べて、まったく仏法を知らなかった。
あるとき、夏の過ごしづらさが厭になって、赤酒の濃いのをひたすら飲んで、仲間を引き連れて輿に乗り、
「さあ担げ、伏見に下ろう、うどんを作らせて食いたいぜ」と、夜の明けないうちにわめき叫んで(輿を)走らせた。
ところが京に帰ってきた明け方のころだろうか、輿を担ぐ若者たちが
「たいへん足が疲れました。輿からお降りになってくださいませ」と言うので、僧は、
「嫌だぞ、これっぽっちで、どうして疲れるのだ(いや疲れるはずがない)」
と言って杖でさんざん責めたので、若者たちはとても腹が立って、
「それならこれを食らえ」
と、交差点の傍示燈に(輿を)強く打ちつけたので、傍示燈は二つに折れ、輿はすっかり曲がってしまった。
僧はころげ落ちながら、
「南無三宝、これはしまった、しまった」
と、独り言を言ってどこかに逃げ隠れてしまった。
折れた傍示燈のことを見聞した人は、皆無念に思っただろうとか語り伝えるということだとか。
※傍示燈…現在の信号灯のこと
※赤酒…赤い酒。赤い。
743 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 01:27:15 ID:QnIPx6Lq0
>>742
まじすげえ
なんか昔ね、京都に坊さんがいたんだって。
そいつマジ最悪で、いっつも遊んでたんだってさー
坊さんなのに酒飲むし、マジ最悪。
んでー、あっちーからって酒飲んで涼しいところに行ったんだって。
なんか手下みたいのに運んでもらって。マジ終わってね?
したっけ帰りに!これマジウケるんだけど、みんな疲れてくるじゃんーそんで降りてって言ったら
逆切れして、マジ意味わかんないじゃん?
んでもうみんなキレてー信号みたいな、なんつったっけ?なんか棒に叩きつけて!
したっけそいつやっべとか言って逃げてんのー!まじヘボいよなぁー!
ほんとウケるー!はぁ
こんな文章に出会うから2ch辞めれないんだよな…orz
ありがとうございました
結婚しないか
信号のついてる柱。
まぁ最初のは異常か。
ワロタ。
日本人は、直感的理解を別にすれば、個々人の使いうる範疇の日本語でしか物事を理解できないし、思考できない。
使える日本語のレベルが貧しくなるということは、その個人が自分の人間的な豊かさを育てていないに等しい。
かわいいとかウケるとか、感情を表す言葉すらどんどん貧しくなっていってる…
取り上げたレスの番号が逆になってる部分があるから混乱したわ
仏教徒はまずこの三宝に帰依するのだ。
聖徳太子が「十七条憲法」に書いた「篤く三宝を敬え」ってゆー「三宝」もこれ。
まめ知識な。
なにそれチョーウケる
現代文
未来文(?)
すげーw
143はもともとあった古文の話で、その話が事件に似てるから載せたんだよね
んで742と743はそれを現代と若者ことば(?)に訳したんだよね?
文才…?
143は723に書かれてるニュースで投稿された文だよ。
なんだろ
時代が違う・・・?
まあいいや
姿は僧形だが、心はよこしまで、京のヤクザな若者どもを集めて遊びまわり、酒を飲み魚を食らう生活に明け暮れて、少しも仏法をわきまえなかったそうな。
そんなある日、夏の凌ぎがい暑さにうんざりして、濃く醸した赤酒を浴びるように飲んで、仲間を引き連れて輿に乗り、
「さぁ担げ、伏見にくだろう。うどんを作らせて喰らおうぞ」と言って、ひと晩中、わめき叫んで(輿を)走らせたそうな。
ところが、京へ帰る明がただろうか、輿を担ぐヤンキーどもが、
「とても足が疲れました。輿から下りてくださいよ」
と言うと、僧は、
「やだね。このくらいで、なんで疲れるんだよ」
と言って、杖で小突きまわしたので、ヤンキーたちは非常にムカついて、
「だったらこれでも喰らえ」
と言って、辻の傍示燈に思いっきりに打ちつけたので、傍示燈はまっ二つ二つに折れ、輿も非常に曲ってしまったそうな。
僧は、転げ落ちながら
「南無三宝、これはしまった、しまった」
と、ひとりごとを言いながら、どこかへ逃げ失せてしまったそうな。
折れた傍示燈を見た人、聞いた人はみな、「(傍示燈も、こんな目に遭って)さぞ無念であったろう」と語り伝えたことだとか。