気まぐれへっどらいん

  Hカップ以上の娘にありがちなこと 上級編

このヘッドラインはNEWs保存道場が気まぐれでお勧めブログを紹介してます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

会社の同僚に金を貸した

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/06(木) 21:38:58 ID:9uqiOTMc
以前、会社の同僚に10万円を貸した。
貸したときから自分の金じゃないと割り切っていたが、
2年くらい経ったある夜、オレのアパートに全額封筒に入れて返しにきてくれた。
「遅れてゴメン、利息を付けたかったんだけど、とりあえず・・・」というので、
「じゃ、10万と500円で完済でいいや」って冗談のつもりで答えた。

彼は財布から500円分の硬貨を取り出し「ありがとう、ほんとに助かったよ・・・」
といって笑顔でオレに手渡した。
少し話をしてその夜は別れたが、部屋に戻ってからすごく後悔した。
彼の財布の中に札が1枚も無かったのが見えたからだ。

彼の困窮が両親と子供2人を抱えるの父子家庭であるからだということも
知っていたが、 後悔したのは、500円というお金をまるで無価値のように
彼に話してしまったことだ。

昼食をよく抜いてた彼。駅まで何キロも歩いて帰る姿もよく見た。
薬局で1袋分の風邪薬を買ってるのも見た。
あのとき余分に500円さえあれば、牛丼も食えたしバスに乗って帰れもしたろう。
子供の誕生日に板チョコじゃなくて、ショートケーキくらい買ってあげられたのかも知れない。
それでも、10万円という大金を貯めて「ありがとう」といって返しにきてくれた。

彼とはしばらく付き合いがあったが、オレが転職して、結局、詫びる(?)方法も
わからないまま音信不通になった。
あの夜以来、あまり人前でお金の話をすることはなくなったような気がする。

誠実で誇り高い彼の人生に、幸多からんことを事を・・・

2008年07月29日 | 切ない | コメント (24) このエントリーを含むはてなブックマーク

彼女は一生懸命な子

161 :毛無しさん :2006/09/04(月) 18:07:39 ID:HD/3a7Pm
俺、キモ麺だけど今の彼女とは逆ナンで知り合った。
彼女は一生懸命な子で今、ジュエリーデザイナーになるため勉強中。

彼女はまだ一人前とはいえないんだけど彼女がはじめてデザインした
指輪二人で買いに行ったよ。
なんでも売れなきゃデザイナーになる夢が途絶えるとやらでちょっと高かったけど
二人の婚約指輪として購入した。
上司にまで紹介された。照れながら彼氏です。って・・・
138万円。。。でも俺らの未来はpriceless。
結婚するまでは処女でいたいんだって。ホントいい子だよ。
買ってから8日は毎日連絡くれたんだけど。忙しいらしく最近はすれ違い気味。
もう一週間近く話せてない。

おまいらもガンガレ!

2008年07月29日 | 切ない | コメント (16) このエントリーを含むはてなブックマーク

薄暗い監房の中で

203 :名無しのオプ :2006/12/18(月) 22:29:42 ID:PnWhA04q
また一人房から消えた。あの扉の先には何が待っているのだろう…光か…それとも死か…。

おれは今薄暗い監房にいる。外からは他の受刑者の泣き叫ぶ声や奇声が絶えず聞こえてくる。

しかし、いったいおれが何をしたっていうんだ?自分が何故ここに入れられたの
かサッパリ分からない。確かにここに来る前のおれはお世辞でも優等生ではなか
ったし、盗みや喧嘩だってしたことはある。
けれども、もうここに来て何の説明もないまま2年になる。明らかに異常だ。
忍耐強いおれでもおかしくなりそうだった。
そんな中でのゆういつの楽しみは隣房のジョンの話を聞くことだ。
幸いなことに看守の目はゆるかったので会話は自由にできた。
ジョンはお調子者で、子供の頃のおもらしの話や、近所の公園のガキ大将の
話など面白おかしく話してくれた。その度におれは腹の底から笑った。
こうやってなんとか平静を保てているのはジョンのおかげである。
恥ずかしくて声に出しては言わないが、ジョンには感謝の気持ちでいっぱいだ。


204 :名無しのオプ :2006/12/18(月) 22:30:22 ID:PnWhA04q
…コツ…コツ…ガチャ…看守がやってきた、受刑者の叫び声がいっそう激しくなる。
…コツ…コツ…コツ…看守が目の前を通りすぎた。と同時に足音が鳴り止んだ。
…まさか!?…ジョンの監房だった。
看守はジョンを監房の外へ出し慣れた手つきで鎖で縛った。
もう何度も見てきた光景である。看守とジョンが目の前を通りすぎる。
看守の顔には不気味な笑みがうかがえる。
ジョンが一瞬こちらを見た。目には涙を浮かべている。
よく見ると身体が小刻みに震えている。怖いのだ。
おれは何か声をかけようとしたが声が出なかった。
…コツ…コツ…コツ…ガチャ…看守は扉を開けた。
ジョンが最後にもう一度おれのほうを振り返った。涙はなかった。
おれは堪えきれず泣き叫んだ。
あおーん、わんわん、わん、あおぉーん

2008年07月28日 | 切ない | コメント (12) このエントリーを含むはてなブックマーク

すずめのすーちゃん

196 :おさかなくわえた名無しさん :2006/09/17(日) 03:51:27 ID:av0wOO/S
小学生の頃、父がすずめのヒナを拾って帰ってきた。
家族一丸となってそのすずめを育てることに成功。
ちなみにすずめの名前はすーちゃんだった。
すーちゃんは猛烈に家族に懐いていて、いつも家族の誰かの
肩や頭の上にとまっているか、傍を飛び回るかしていた。

多分、土曜日だったと思う。当時はまだ週休2日制ではなかったので
いつものように学校に行って、帰ってきたら母が
「すーちゃんのお母さんが迎えに来て、すーちゃんお空に帰っちゃった」
とすすり泣いていた。私は暫くの間、空を飛び交う小鳥を見ては
すーちゃん・・・と涙していたが、父の
「○(私)も、お母さんと一緒にいられないと淋しいだろう」
という言葉に、努めて明るく過ごすようにしていた。

あれから15年くらい経ったある正月。酔っ払った母が
「すーちゃんは本当に可愛かった。鳥があんなに可愛いものだとは知らなかった」
と懐かしい話しをはじめた。私も「本当だよね」と相槌を打っていたが
「洗濯物干してたら、ピピッ!とすーちゃんの声がして、
足元見たらすーちゃんってばくちばしの端から血を流して死んでるじゃないの!
お母さんびっくりしたわ~」 と・・・。

2008年07月26日 | 切ない | コメント (9) このエントリーを含むはてなブックマーク

すべて娘のために

50 :おさかなくわえた名無しさん :2006/03/05(日) 17:27:54 ID:xJOZS83Q
娘が6歳で死んだ。
ある日突然、風呂に入れている最中意識を失った。
直接の死因は心臓発作なのだが、持病のない子だったので
病院も不審に思ったらしく、俺は警察の事情聴取まで受けた。

別れた女房が「彼氏」同伴でやって来たが、
もはや俺にはその無神経に腹を立てる気力もなく
機械的に葬式をすませた。
初七日も済んで、俺は独りで映画を観にいき、娘が観たがっていた
ゴジラととっとこハム太郎の二本立てを観ることにした。
とっとこぉはしるよハム太郎♪の歌を聴いた瞬間、やっぱり俺は泣いた。
6歳にもなって活舌の悪い娘が、この歌を一生懸命覚えて、
とっとこぉ、はしゆよ、はむたよお♪と歌っていたっけ。

ハム太郎の紙コロジーだってクリスマスに買ってやるつもりだった。
女親のいない家庭だったが、少しでも女の子らしくと、
服を買うときだって、面倒がらずに吟味を重ねた。
学校だって、行きたいところに行かせてやるつもりだったし
成人式には、ちゃんと着物を着せてやるつもりだった。
女房と離婚してから俺は100%子供のために生きることにして、
必死にやってきたのに、この世に神様なんて絶対いないんだと知った。

2008年07月24日 | 切ない | コメント (8) このエントリーを含むはてなブックマーク
Sponsored Link
Information

師範

テレビであまり報道されない
ニュースをまとめる事が多いです。

面白いブログを教えてください!
自薦・他薦は問いません。
   ↓↓↓↓
 メールフォーム

Creator Website
Link
  • 管理者ページ
  • ROG
     
    Ranking
    Web Counter