601 名前:名無しさん 投稿日:彼氏彼女いない暦1年,2005/04/05(火) 00:13:38
20歳の時、就職し家を出て一人暮らしを始めた。
朝が弱い俺はカーチャンに、毎朝決まった時間に電話で起こしてくれるよう頼んだ。
毎朝かかさず電話くれるが、それでも起きれず遅刻した日は、カーチャンに対して罵声を浴びせた。
「電話してきても俺が起きなかったらそれは起こしたって言わないんだよ」
次の日からは
「起きた?ホントに起きた?」
としつこく言うようになったカーチャンに面倒くさそうに
「起きたって言ってるじゃねーか」
と罵声を浴びせる。
ある日、料金未払いで俺の携帯が停まり、数日間つなぐ事が出来なかった。
心配したカーチャンから手紙が届いた。
○○ちゃん(俺の名前)どうしたんですか?
急に電話がつながらなくなって心配してます。
毎朝電話してるのは起こしてあげるためだけじゃないんですよ。
毎日元気にしてるのか声を聞いて安心したいんです。
お母さんの楽しみを奪わないで下さい。
困ってる事があったら何でも言いなさいね。
心配してるから連絡下さい。
初めてカーチャンの有り難みを感じた。
それからは迷惑かけないよう、心配かけないよう心がけてる。