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22 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2006/06/26(月) 22:57:55 ID:jCouel6b0
1953年5月16日、一人の新人騎手がデビューするはずだった
彼の名はキャスパー・ハーウッド
しかし、彼はスタートを切ることが出来なかった
第2レースの下級条件戦、彼の騎乗する馬はゲート入り前に大暴れした
彼は馬に振り落とされ、地面に叩きつけられた
意識不明の重体…
何とか一命は取りとめたものの、骨盤は複雑に折れ、
騎手はおろか、歩くことすら危ぶまれる大事故であった
1年4ヵ月後、過酷なリハビリ生活の末、彼は何とか歩けるようになった
しかし、騎手の夢は完全に絶たれ、新たな夢を模索することになった
彼は始め会計士を目指した
しかし、これは長続きしなかった
友人に誘われたことがきっかけで、演技の道に傾倒していったのである
その後、彼は俳優として活躍し、
37歳の時にはアカデミー賞に相当するイギリスの賞を受賞した
その授賞式の席で彼は俳優として1つの夢が叶ったと話した
しかし、一方で騎手への夢は彼の心の中から離れなかったようである
彼はそれに続けて、騎手へ憧れていた時代の話をし始めた
これを聞いた、エプソムのジョッキークラブは彼に大きなプレゼントをした
74年6月19日、エプソム競馬場、ブルートパーズという馬の背に彼の姿はあった
ジョッキークラブは彼に、レースの合間に騎乗機会を与えたのであった
彼を振り落とした因縁の馬のひ孫の背に跨り、彼はゆっくりとコースを周る
彼がゴールした時、実況はこうアナウンスした
「キャスパー・ハーウッド騎手、トップでゴールしました」
「優勝タイムは、21年1ヶ月と3日でございます」
彼をたたえる拍手はしばらく鳴り止まなかった
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マラソンの話か?
あれはいい話だった
2000年7月4日、20世紀最後のアメリカ独立記念日を祝う洋上式典に参加するため、世界各国の帆船170隻、海軍の艦艇70隻がニューヨーク港に集結した。
翌日の5日に英国の豪華客船「QEⅡ」が入港してきたのだが、折悪しくも2ノット半の急流となっていたハドソン河の流れに押された巨大な客船は、あれよあれよと言う間もなく、係留中の我が海上自衛隊の自衛艦「かしま」の船首部分に接触してしまったのである。
着岸した「QEⅡ」からすぐさま、船長のメッセージを携えた機関長と一等航海士が謝罪にやってきた。
相手の詫び言に対応した「かしま」艦長はこう答えた。
「幸い損傷も軽かったし、別段気にしておりません。それよりも女王陛下にキスされて光栄に思っております」
これが何千人もの船乗りたちの間で大評判になり、ニューヨークだけでなく、ロンドンにも伝わって「タイムズ」や「イブニング・スタンダード」も記事にし、日本のネイバル・オフィサーのユーモアのセンスを評価する声が高かったそうである。
金栗四三の話は本当。
「読む競馬」シリーズ読んで、先生の見方が変わったのを思い出しました。