779 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/02/14(土) 14:29:33
今日、家内の両親が眠っている墓参りに行った。
義母の七回忌以来、私が行くのは3年ぶりだ。
下の子が中学に入り夫婦だけの時間が増えた。
暖かく天気がいいのでドライブがてら、私から誘った。
家内は家族縁が薄いのか、一人っ子でもう実家というものがない。
お寺の裏山の小さな一角の墓はあまり荒れてない所をみると
多分、家内一人でよく来ていたのだと悟った。
何となく申し訳なくなって、すごく長い時間手を合わせた。
義父には会った事はないが生前の義母を思い浮かべ心の中で何度も謝った。
家内はそんな俺の態度をどう思ったのか、不思議そうな目で見ていた。
墓を去る前にもう一度手を合わせる私に「今日はありがとう」と呟いた。
会話として成立してないが、私は家内に「愛しているよ」といった。
家内はお墓の前で小学生のように大きな声を上げて泣き出した。
お彼岸にはまた行こうと思う。