37 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2009/05/21(木) 09:57:45 ID:Pkrky0zUO
医者の言う弱・強毒性は、"low and high pathogenic(低・高病原性)"の意味で使ってる。
マスゴミや官僚は文字通り、"low and high virulence(弱・強毒性)"だと思って使ってる。
医師間であれば同じ弱・強毒性でも、ニュアンスでpathogenicかvirulenceかの区別は出来るが、
マスゴミ官僚は両者の違い、というより毒性に2つの意味があることすら知らない。
スペイン風邪が強毒性に変わったというのは、
低病原性・弱毒性から、低病原性・強毒性に変わったということで、
スペイン風邪が鳥インフルエンザのような高病原性になったわけではない。
さらに言えば、高病原性鳥インフルエンザだって弱毒性だ。
マスゴミや政府が間違った知識を広めるからこんな事態になるんだよ。自業自得。
124 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2009/05/21(木) 10:11:59 ID:Dh85i2AM0
>> 37
pathogenic (病原性)と、
virulence (毒性)って、
何が違うの?
無知な俺に教えてくれ。
242 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2009/05/21(木) 10:23:42 ID:Pkrky0zUO
>>124
病原性は、菌が感染したときに発病するかどうか。高低は発症の範囲。
毒性は、毒の強さ。発病したときにどのくらい重症になるか。
404 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2009/05/21(木) 10:45:48 ID:MHr6sYh20
>>338
> 弱毒性の意味がよく分からん人は、>>37を読んでね。頑張って書いたんだから><
新聞記事などで「新型インフルエンザが<強毒性>に変異する」というとき、
いまは<2つの違った意味>で使われてるんだが……
1)
まず「強毒性/弱毒性」が、毒性(virulence )として使われている場合。
ビルレンスは<どれだけ重篤化しやすいか>の指標だから、
・弱毒性=致死率が低い
・強毒性=致死率が高い
といった意味づけも、それほど間違ってるわけじゃない。
新聞記事の「スペイン風邪で弱毒性→強毒性に変異」といった記述は、
強毒/弱毒の閾値を、スペイン風邪なみの致死率(=2%前後)としてるんだろう。
(たしかにスペイン風邪は、今後の脅威のひとつの指標にはなる。)
2)
またトリのインフルエンザでは、「強毒型/弱毒型」が定義されている:
・弱毒型=呼吸器系(上気道/下気道)への感染
・強毒型=呼吸器系以外(全身)への感染
これをヒトにあてはめ、「強毒型/弱毒型」→「強毒性/弱毒性」としている記事も多い。
ただしトリの強毒型はたいてい病原性(pathogenicity )も高く(※1)、
高病原性は致死率75%以上……2%前後どころじゃないぞ。
(これがヒト~ヒト感染型に変異しても、高い致死率を維持すると考えられている。)
たしかに混乱するから、ヒトの「強毒性/弱毒性」についても
用語を定義/統一すべきなんだけどね……
※1)いまは学界でも
病原性(pathogenicity )と毒性(virulence )が混同されているが、
元もと病原性に高い/低いという概念はなかった(発症するか/しないか)。
608 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2009/05/21(木) 11:27:00 ID:Dh85i2AM0
>>37
>>124
>>242
サンクス。
今回の豚フルは、
pathogenicity:低病原性(=呼吸器性・弱毒型)
virulence :弱毒性(=患者の重篤度は季節型インフルと大差なし)
ってことね。
>>404
よくわかりました。
アリガトン。
>>436
で、結局、virulenceが季節型インフルと大差ないんだったら、
対応も、季節型インフルと同じで良いんじゃない?
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